A1自動車からの排気ガスや工場からの煙に含まれる窒素酸化物やVOC(揮発性有機化合物)などが太陽の紫外線を受けて、オゾンを主体とした酸化力の強い物質を生成します。これを「光化学オキシダント」といいます。
また、光化学オキシダント濃度が高くなり、空が白く「もや」がかかったような状態を「光化学スモッグ」と呼びます。
A2春から秋にかけての晴れた日に高濃度になる傾向があります。
(1)日差しが強い (2)気温が高い (3)風が弱い ときは特に注意が必要です。
A3注意報は、千葉県内の光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上となり、気象条件からみてその大気汚染の状態が継続すると認められるとき、千葉県によって発令されます。
また、光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm未満となり、気象条件からみてその状態が悪化するおそれがなくなったと認められるとき、注意報が解除されます。
発令は、4月~10月の監視期間中に行われます。
A4(1)目がチカチカ、ショボショボする (2)涙が出る (3)のどが痛む (4)せきが出る
などの健康被害が出ることがあります。
子どもや高齢者の方、体が弱い方などは特にご注意ください。
A5外出を控えましょう。特に屋外での激しい運動は避けてください。
窓を閉めて、できるだけ屋内で過ごしましょう。
また、光化学スモッグの原因物質(窒素酸化物)の排出を抑えるため、車の使用はできるだけ控えましょう。
A6目やのどが痛くなったら、洗顔、洗眼、うがいを十分に行いましょう。それでも症状が回復しない場合は、医師の診察を受けましょう。
また、健康被害があった場合は、最寄りの市役所や町役場、保健福祉事務所へお知らせください。